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ピルとは「経口避妊薬」のことで、「Oral Contraceptives(OC)」とも呼ばれています。低用量は、避妊用・生理不順・など、ピルの種類によって使用法が異なります。毎日、決まった時間に服用することで、避妊をすることができます。また、患者さま自身の意思で避妊を選択することが可能です。
初めての場合は、月経開始日から「1日1錠」、決まった時間に服用することをお願いしております。飲み忘れがないように注意しましょう。大切なのは、同じ時間帯に服用することです。
同じ時間に服用するために、アラームを設定している方もいらっしゃいます。
1日飲み忘れてしまった場合には、翌日に、前日の分と合わせて「2錠」飲むようにしましょう。2日飲み忘れてしまった場合、避妊効果はなくなります。その場合、3~4日後から出血が出始めるので、数日以内に新しいシートに移って、また飲み始めていただきます。
ピルは年々、改良されてきており、最近のものは「副作用がほとんどない」とされています。しかし、まれに以下のような副作用が現れる場合があります。当院では、1年に1度定期検診を行っていただいております。
20歳代の女性の場合、1/10000くらいの確率で副作用の発生が認められています。
乳房の外側上方に発生することが多いようです。「年齢が上がるにつれて、乳がんのリスクも上昇する」というデータもあります。普段から自己検診を行うことが、早期発見に有効です。
子宮にできる「がん」のことです。性交感染症などにかかったことがある方は、「1年に1度」は子宮がん検診を受けるようにしましょう。既往歴がない方は、「2年に1度」が検診を受ける目安です。
血栓症は、血の塊が血管内に詰まる病気です。突然の足のむくみや、呼吸困難などの症状が現れます。血栓症は、喫煙、年齢、血栓傾向の抗体などがあると、発症のリスクが上昇します。禁煙や適度な運動、水分補給などをこまめに行うようにしましょう。
※下腿の重い痛みや、今までにないような頭痛が続く場合は、ご連絡いただいたうえ、ご来院ください。ピル服用開始後、2~3シートで「血栓症」を発症する場合があります。また、長期の服用でも発症してしまう場合がありますので、注意が必要です。
小さな副作用が起こる確率は、1シート目の1週目では全体の1/3ですが、3シート目になると1/20となり、副作用も徐々に軽減します。
頭痛、吐き気、乳房の張り、体重増加、にきびなど。
出血、微熱など。
気になる場合には、ご来院ください。
心と身体がいつまでも健康であるために
女性医師とスタッフが在籍しており、院内は明るく、清潔感のある空間です。さまざまなアプローチから女性のみなさまをサポートしています。